意地と愛情そして波乱の幕開け

神『さて、帰ろっか』 『一人で帰れば?』 神『一緒じゃなきゃやだ』 『餓鬼みたいなこと言うな』 神「!」 銀「お前らも解放されてたか」 神「サド野郎になんかされなかったアルか?」 『大丈夫だよ』 神「ならよかったネ!」 『じゃ、また暫くは万事屋に泊まらせてもらおっかな』 神『ダメだよ』 『神威に指図される筋合いない』 神『そんなに俺に刃向かいたいわけ?』 そして二人は戦闘体制に入る 銀「ちょ、ここで暴れるのは止めろって!」 『仕方ないな〜。じゃ銀ちゃんあとよろしく』 銀「はぁ!?なんでそうなるんだよ!」 『さて、今のうちに昼ご飯でも食べに行こうか』 神「はなんで春雨なんかにいるアルか?」 『どうしたの?急にそんなこと聞いて』 神「なんとなくアル」 『うーん…私にもよくわからない』 神「それだったら春雨なんかやめて万事屋くるヨロシ」 『それはできない』 神「なんでアルか?」 『…神威がいるから、かな?神威は私を救ってくれた』 神「………」 『確かに自己チューで我が儘で戦うことしか頭にない奴だけど、それでも私は救われた』 神「…」 『それにさ、私も神威と同じ血の命ずるままに生きてる。 だから神楽たちと一緒にいることはできない』 一方春雨 美音は元老から呼び出しがかかった 「第七師団団長はどうだ?」 美「………」 「奴は戦うことしか頭にない」 美「ですが、私はできません。私はさんを尊敬してますから…」 「尊敬などは無駄なモノだ」 美「…私はその指示には従えません おじいさま」

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