記憶

ずっと引っかかってた あのと言う女が どこかであったことがあるような そんな感じがした 地球に出かけたときもそうだった 何で記憶を取り戻したいかを聞いたのか 俺にはわからなかった 気づけば目で追うようになってた 戦闘中もだ は戦闘に入ると笑っていた とても楽しそうに 不意に 頭の中に映像が流れた ツンツンしてるけど たまに笑いあったり 殺し合いしたりして そして一緒に阿伏兎に怒られる 二人でいるときは居心地がよかった なんでかわからないけどに惹かれてたんだ 神「…」 その名を口にするほど 記憶はより鮮明になってくる 気づけばが見当たらなくなっていた 言い知れぬ不安が俺を襲う 探しているとが女を庇っているところに出くわした 急いで向かうが間に合わず 俺はその男を殺した

- 49 - <<>>