ちょこっと寄り道

日が暮れ始めた 場所はかぶき町 昼間とは違った賑わいを見せている すでに酒を飲んで酔っ払っているおじさんがいたり… って、飲むのはやいな まだ夕方だよ… 酒臭いというかなんというか いたくないからここを出ようと歩き始めた すると 正面から昼間のお侍さんがいた 『おーい、お侍さーん!』 銀「お前、昼間の…!」 『また会ったね。そうだ、ここら辺で面白そうな場所ない?』 銀「ここはスナックやらキャバクラやらが多いからな…」 『ふーん。ま、みりゃわかるけど』 どっかの団長が好きそうな場所だな… 銀「何なら俺んちでもよってくか?」 『………』 怪しいよな… 銀「いや、その疑うような目やめてくんね?」 『そりゃ疑うでしょ』 銀「別にやましいことなんてしねぇよ」 『……ならいい』 とくにこの後に用事があるわけでもないからついてく事にした もしなんかあれば殺ればいいだけだしね

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