はやすぎる迎え

学校生活にも慣れ 充実した日々をおくっていた だが、こんな時間は長く続くことはなかった 「目撃情報が入りました!」 「数日前に銀魂高校の制服を着て数人の生徒といるところが商店街で目撃されてます!」 「よし。銀魂高校に行くぞ」 「は、はい」 銀魂高校 「ここの校長はどこにいる」 「失礼ですがどちら様でしょうか?」 「コーポレーションの者だ」 「!?す、すいませんでした。今すぐ校長をお呼びいたしますので暫くお待ちください」 校「こ、今回はどういった御用で?」 「ここにこの写真に写ってる子はいるか?」 そういって悠里の写真をみせた 双子のため 顔がそっくりであることを利用したのだ 校「あー…最近きた“”って子じゃったかの。教頭、今すぐ呼んで来い」 教「ちっ、めんどくせーな…」 校「おい、いまめんどくさいって言ったよね?」 教「いえ、なんかの聞き間違えじゃないですか?じゃ、行ってくるんで」 そう言って校長室からいなくなった 校「しかしこの子になにか用でも…?」 相手は答えなかった 一方3Zでは 教頭から校長室に呼ばれたため は教頭と共に校長室に向かっていた     コンコン 教「連れてきました」 校「うむ。ご苦労じゃった」 あとに続いてが入る… だが、入り口のところで立ち尽くした 校「これ。なにをしておる!早く入らんか」 「探したぞ。どれほど手間がかかったかわかってるんだろうな」 は怯えた表情をしていた 校長と教頭は訳がわからないといった顔をして こちらの様子を眺めている 「迷惑をかけた。こいつは連れて帰らせてもらう」 校「え、あ、どうぞ」 は抵抗を試みるも 力の差がありすぎて 強制的に連れて行かれた はやすぎる迎え みんなには なにも言えぬまま 去っていった

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