飛べない鳥

よく遊んでいた空き地を通り の家に向かう 寂れた家が並ぶ そのうちの一件の扉を叩く 返事は無かった ノブに手をかけると 鍵は開いていて 入ることができた 神「?」 呼んでみるが 返事は返ってこない どんどん奥のほうへ進んでいく 「誰だ?人んちに勝手に入りやがって」 奥に進むと男がでてきた 神「お前こそ誰だよ」 対峙したまま睨み合う 「お前…夜兎か」 神「だったらなんだよ」 薄暗いためよくわからないけど 夜兎ではないようだ べつに誰であろうがかまわず 奥へと進む すると 一つの襖の前にたどり着いた 開けると 鎖に繋がれ、手足を拘束された の姿があった 長かった髪は短く切られ 体中に痣があり その瞳は光を宿していなかった 『神威…』 は俺に気づくと 驚きと同時に安心したような顔をした 神「遅くなってゴメン…迎えにきたよ」 についてる拘束具を外そうとしたときだった 後ろにさっきの男があらわれ 部屋中に銃声が響いた

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