血に飢えた獣

数日後 私たちは嶺羅の艦隊が停泊してる星に着いた 相手は同じ戦闘種族辰羅 油断は禁物 そして春雨と嶺羅の戦いが幕を開けた 辺りは血で染まり 敵か仲間かわからない肉塊が散らばっていた それでもまだまだ敵は生き残っていた まぁ、今ここにいるのは雑魚どもなんだろうけど いい加減飽きてきた もっと強いやつと殺り合いたいのにな…     ドゴォォォン ものすごい破壊音が一帯に響き渡った 向こうで派手にやってるらしい 『いいなー。私もはやく暴れたい…』 すると背後から声がした 「そんなに暴れたいのなら相手してやろうか」     ズドォォォン 『不意打ちでもしたつもり?』 「流石夜兎だ。殺りがいがある」 現れたのは辰羅族 『せいぜい楽しませてよ』

- 47 - <<>>