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昨日邪魔されたのがいまだに腹が立つ! なんで邪魔しちゃうかな 食堂に行くと 阿伏兎がいた 阿「か。まだ昨日のこと根に持ってるのか」 『当たり前じゃん。仕事を賭けてやってたんだから』 阿「そりゃ悪いことしちまったな」 神「だったら死んで償ってよ」 『何さりげなく会話にはいってんの』 神「いいじゃん。阿伏兎殺りにきただけだから」 『殺るのは大いに賛成ね』 阿「いやいや、そこ賛成するトコじゃないから」 阿伏兎の反論むなしく 数秒で血祭りにされたとさ 『思ったんだけど、なんで私の行く先々に団長がいるのよ』 神「気に入ったから」 いや、理由になってないし そもそも気に入られるような事したっけ してない。絶対してない! 『いちいちついてこなくていいでしょ!』 神「そういえば、昨日初めて笑ったよね」 なんかスルーされたんだけど… 阿「普段仏頂面だからな。笑ってたほうがいいぜ」 神「それより昨日の続きしようよ」 『また機会があればね』 阿「それはやめてくれよ。また仕事が増えちまうだろ」 『てか阿伏兎いつの間に復活したのよ。 そのまま大人しく死んでればよかったのに。なんかムカつくからもう一回死んでこいよ』 そして阿伏兎は本日二度目の血祭りにあげられた

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