鍛錬

昨日なかなか寝付けなかったせいか 少し寝坊した まぁ、少しだからいいけど 仕事といっても書類ばっかりだし 午後やれば何の問題もないはずだから 修練場で鍛錬することにした ここならあいつの顔をみなくてすむと思った だがその考えは甘かった 神「まじめだね〜」 『なんでここにいるの』 神「なんとなく」 『ここにいる暇があるなら仕事しなよ』 神「それはもでしょ」 確かにそうだけど… 『団長が仕事しないから、部下の仕事が増えるの!解ってるの?』 神「いいじゃん。そんなのどうだって」 『よくないから言ってるの!』 神「そこまで言うなら俺と勝負しようよ」 『…はぁ!?』 何言い出すんだよ。急に 神「が勝ったら真面目にやるよ。 けど、もし俺が勝ったら俺の分のもやってよ」 『ようは勝てばいいのよね』 その条件は不服だったけど 面白そうだったから 私は承諾した

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