台風の目は静か

すぐ近くの路地裏に連れ込まれ 抵抗すれば殴られ そして犯された 神「ねぇ、そこで何してるの?」 「お、お前は…!」 「一旦引くぞっ」 少し声をかけただけなのに 男達はどこかへ逃げて行った 私はただ呆然としていた 神「ありゃりゃ。つまんないの」 『あ、あの』 神「なに?」 『ありがとう…ございます』 神「それよりさ、その格好誘ってるようにしか見えないんだけど」 指摘されて気づいた 今の今まで自分は… 思い出すだけで寒気がする コワイ−… 神「大丈夫?送ってってあげよっか?」 思わず 差し出された手をはじいてしまった 『ごめんなさいっ…』

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