曇りのち…

翌日 学校なんて行きたくなかった けど 妙ちゃんも神楽ちゃんも私を信じてくれている そう思うと、行かなきゃって思った 相変わらずヒソヒソと話し声が聞こえてきたけど 全部聞こえないフリをした 昼休み 妙ちゃんたちとお弁当でも一緒に食べようかと思い 3Zに行ってみることにした このクラスには一度も行ったことはない 元々評判が悪いのもあるから他の人たちだって あまり行くことはなかった 教室の前に行くと 案の定破壊音が聞こえてきた やっぱりやめようかな… そう思い踵をかえそうとしたとき 教室のドアが開いた 神「!会いたかったヨ〜」 そう言って抱きついてきた のはいいんだけど 勢いがすごすぎて廊下に倒れこんだ 神「大丈夫アルか?」 『あ、うん。平気だよ』 神「ならよかったネ!」 妙「あらちゃんじゃない。どうしたの?」 『あ、そうだった!お昼一緒に食べない?』 神「いいアルよ!こっちくるネ!」 3Zの生徒って不良の集まりだとおもってたけど 案外みんな優しくて 一緒にいて 楽しかった

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