雲間から漏れた光

3年Z組 異端児の集まるクラス 勿論不良なんかもいる このクラスに目をつけられたら終わり――― 妙「そんなに怯えなくていいのよ」 神「そうアルよ。私そんなおっかないことしないネ!」 『………』 妙「ちょっと気になっただけなの。ちゃんっていい子だって聞いてたから悪口なんて言ってないんじゃないかって思ったのよ」 『えっ…』 もうこの噂は全校に広まってるはず そして、その内容は私が悪で榎本さんが善ということになってるはず それなのに私はやってないって信じてくれるの? 神「黙っててもわからないヨ。ホントに言ったアルか?」 私は首を横に振った 妙「そう。さっきなんか言われてたでしょ?何言われたの?」 『それは…』 神「私たちはの味方ヨ!だから言うヨロシ」 『う、うん…』 この期に及んでもまだ信じてくれてる人がいるなんて… 正直信じられなかった でも、この人たちはいい人だって 直感だけどそうおもったんだ

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