また、いつか…

私が屯所を去ってから数年の月日が経った 真選組の人とは一切会わなかった 江戸を離れてたから当たり前だけど… 久しぶりに戻ってきた江戸は 昔と何一つ変わってなんかいなかった 屯所の前に着いたとき まず聞こえたのは 土方さんの怒号だった 相変わらずだな… 屯所に入っていこうとしたとき後ろから声をかけられた 山「さん?」 後ろにいたのはジミー(山崎)だった 山「やっぱりさんだ!今までどこに行ってたんですか!」 『なんだジミーか…』 山「なんだじゃないですよ!まず副長たちに報告しないと」 どうやら 私が突然姿を消したため みんな江戸中を探し回ってたらしい 今回ここに来たのは真選組に戻るためじゃないけど 一応山崎について行くことにした 向かったのは会議室 どうやら会議中のようだ     コンコン     ガラガラ 山「副長!」 土「なんだ山崎。今は会議中だぞ」 といってる土方は沖田と乱闘中だったようで 山「さんが戻ってきたんです!」 山崎の後ろからヒョイと顔をだした 『みんな…久しぶり』 沖「ほんとにですかィ」 『正真正銘本物よ』 土「今までどこほっつき歩いてたんだ」 『ちょっとね。いろいろと…』 土「なんだよそれ」 いろいろなもんはいろいろなんだよ! …まぁ、今回は伝えれればいい たったそれだけ…でも私にとってはすごく重要 『土方さん』 土「なんだ?」 『この会議終わってからでいいんで少し話しできますか?』 土「ああ、かまわねぇよ」 『じゃ廊下でまってますね』 そう言って 会議室からでた

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